第54回目のレビューは、座・遅咲会11月公演「絡縺」です。
座・遅咲会とは、女優 中川ミコさんが主宰の劇団で、今年1月~12月まで毎月1本ずつ、12か月連続公演を行うという年間プロジェクトを現在開催しています。
本作はその年間プロジェクトの11月公演ということで、今回も観劇してきました。
5月公演として上演されていた「愛need獣」のレビューも記載しておりますので、ぜひご覧ください。
今回の「絡縺」は、ストーリーがかなりしっかりしていて、観ていてぐっと引き込まれました。
先の読めない展開が続き、観ているこちらも予想していない展開に何度も驚いてしまいました!!!
ワンシチュエーションで、主人公が危機的状況になり、何かを必死に隠そうとする姿って面白いですね。観客は全てを知っているからこそ、隠そうとする姿がバカバカしくて、何度も笑ってしまいました。
アニメっぽい言い回しや演出が多いかなぁという印象で、なかなか実際に言うとなると難しいセリフが多かったように感じましたが、役者さん方が本当に上手で、みなさん自然に演じられていて、とても観やすかったです!
【公演情報】
座・遅咲会11月公演「絡縺」
脚本・演出:大和
出演:中川ミコ、千綿勇平、大柿誠、藤沢友千葉、円田はるか、陽向海真珠、岡崎賢、前田直紀、杉島俊輝
日程:2019年11月19日(火)~11月24日(日)
会場:小劇場てあとるらぽう
観劇日:2019年11月23日(金)19:00公演