『書きます!#観劇レビュー』

鑑賞した舞台のレビューをただただ書き残していきます!

羽ばたけ小劇団シリーズ⑤ 遅咲会「偉人ちゃん2020~本能寺が変~」を観劇した感想

第59回目のレビューは、遅咲会第14回 2020年9月公演「偉人ちゃん2020~本能寺が変~」です。

 

新型コロナウイルス感染症のため、3月以降観劇予定だった公演は全て中止、払い戻しの日々でしたが、先月より少しずつですが観劇に行けるようになってきました。

 

その中でも今回は、以前から数回観劇させていただいております「遅咲会」さんの舞台を観劇してきました。

 

前回観劇した際のレビューは以下に掲載しておりますので併せてご覧ください!

www.kakimasu-review.com

 

本作は昨年上演された「偉人ちゃん2019」の続編ということで、(実は昨年観劇していたのですが、レビューを書き忘れておりました・・・)昨年上演時のキャラクターはもちろん、今回新たに登場するキャラクターも多数登場し、前回にも増してお祭り騒ぎでパワフルな作品となっておりました!

 

〈あらすじ〉

ここは遅咲会出版編集部。昨年に引き続き今年も、歴史上の偉人を多数収録した人物事典「偉人ちゃん2020」の出版が決定し喜ぶ編集部。しかし、今年からプロジェクトリーダーとなった川上と元々のプロジェクト発起人である安住は内容の方向性で言い争いをしてしまう。

編集部のお局社員である遠藤が身に付けた、「偉人たちと向き合い過ぎて偉人を現世によみがえらせる能力」を使い、偉人たちから"生きた証言"を手に入れようとする川上と、歴史家が築き上げてきた”諸説あり”という文化を崩すべきではない、という安住。

二人のいさかいは、ほかの社員や偉人たち、未来人をも巻き込んで「本能寺の変」をめぐる大騒動へと発展していく-。

 

 

時代も登場人物もコロコロ変わる、終始めまぐるしい作品で、そんな作品を一つにまとめあげる脚本、出演者の皆さん、とにかく凄いです。

 

登場人物が多い分、混乱するかと思ったのですが、それぞれのキャラクターの見せ場もあり、テンポよくストーリーが進んで観やすかったです。

 

 

【公演情報】

 

 

遅咲会第14回公演「偉人ちゃん2020~本能寺が変~」

 

脚本・演出:福井しゅんや(fukui劇)

 

出演:中川ミコ、大柿誠、菊田貴公、太田純平、真僖祐梨、アモーレ橋本、岡崎賢、緒方夏生、華麗るぅ、川竹達也、金純樹、鈴木美玖、波田地綾奈、松本洋一

 

日程:2020年9月21日(月)~9月27日(日)

 

会場:コフレリオ新宿シアター

 

観劇日:2020年9月25日(金)19:30公演