『書きます!#観劇レビュー』

鑑賞した舞台のレビューをただただ書き残していきます!

追悼 三浦春馬さん ~数々の出演舞台を観劇して~

 

2020年7月18日、大好きな俳優、三浦春馬さんがこの世を去りました。

 

あまりに突然のことで、当然受け止めることもできず、数日間涙が止まりませんでした。

今でも信じられません。主演のドラマが昨年放送されましたし、現在も出演されている映画が公開されています。

まだどこかで生きているとしか思えないんです。なので、この事実を受け入れるのにはまだ当分時間がかかりそうです。

  

 

私がこの観劇ブログを始めたきっかけも三浦春馬さんでした。

 

 

2016年、春馬さん主演の「キンキーブーツ」を観劇しました。この作品のパワーに圧倒され、春馬さん、小池徹平さんはじめとするキャストの皆さんのパフォーマンスに感激し、この興奮を多くの人に伝えたい!その一心で開設しました。

そして第1回の観劇レビューとして「キンキーブーツ」をレビューしました。

 

「キンキーブーツ」から感じた興奮は今でも思い出しますし、忘れることはありません。三浦さん演じるローラはとにかくステージ上で力強く華やかで、私たち観客に自分らしく生きることの楽しさを教えてくれました。

 

2019年には三浦さん主演舞台であり、ドフトエフスキー作品の非常に重厚で難解な作品である「罪と罰」を観劇し、役柄が憑依したかの如く演じる彼に目を奪われたのを覚えています。

 

 

亡くなった人は戻ってきません。ただ、ドラマや映画、数々の作品の中で生き生きとしている三浦さんを見ることはできます。

 

残された私たちは、彼の作品を見て、彼の人柄や演技にこれからも思いを馳せて、彼が最高の役者だったことを忘れないことしかできません。

大好きな作品がたくさんあります。コメディもシリアスも何でもこなす、器用で大好きな俳優、三浦春馬さん。もっともっといろんな役を演じる三浦さんを見たかった。おじさんになった渋いお顔も見たかった。おじいちゃん役もこなす三浦さんも見たかったな。

いままでもこれからも大好きな俳優であることに変わりはありません。素敵な作品を残してくれてありがとう。残してくれた作品を胸に抱えて、私たちは三浦さんの見れなかった明日を生きていきます。私の大好きな言葉である、「人生生きているだけで丸もうけ」って三浦さんに伝えたかったです。

どうかお元気で、穏やかに天国で笑顔で過ごされていることを願っています。

 

                                2021年2月